肩こりの原因
肩こり、痛みは練馬のけやき治療院へ
- 肩が痛い。
- 肩甲骨周りが痛い、重い。
- 首の付け根から背中にかけて痛い。
- 肩が重くて気分が悪い。
- 頭が重たい。
- めまいや吐き気がする。
肩こりの原因
首の痛み・こりでもお話しましたが、「肩こり」という疾患は存在しません。肩から背中にかけてのこわばる感じや不快感・重苦しさや痛みの症状を指します。
様々な原因が考えられますが、どれも生活習慣に起因するものばかりです。代表的な原因を一緒に見ていきましょう。
①上肢の使い過ぎ、疲れ
簡単に言うと「上腕、前腕、手、指先」までを上肢と呼びます。繰り返しの作業や肉体労働によって上肢を使い続けると、僧帽筋やその周辺の筋肉が持続的に緊張を起こし、
局所的な循環障害が起こります。それによって疲労物質が蓄積し、肩こりの原因になると考えられています。
②眼精疲労
パソコンやスマホ、読書やテレビ・ゲーム等によって眼を使い過ぎると、眼精疲労により視覚に不安定さが発生します。
その結果、平衡感覚に違和感が生じ、何となく気持ち悪い感じ、めまいや吐き気などが現れます。
さらに眼精疲労で物が見えづらくなり、目から首周りにかけての筋肉に力が入り、肩こりが起こると考えられます。
③姿勢の悪さ
姿勢の悪さも肩こりの大きな要因の1つです。背中が丸くなり、肩が内側に巻いてしまう「猫背」の方が、現代では多く見られるようになりました。
殆どの仕事でパソコンを使いますし、スマホが爆発的に普及したのも原因でしょう。この「猫背」姿勢によって僧帽筋や背部の筋肉に常に伸張力が加わります。
筋肉はこの伸張力に対抗しようと常に緊張を強いられます。そして局所の循環障害も起こり、肩こりが起こります。
加えてこの「猫背」姿勢だと頭が前に出てしまい、そのことにより普段より首にかかる負荷も大きくなってしまうので、首の痛み・こりの原因にもつながります。
④骨盤の歪み
意外かと思われるかもしれませんが、骨盤の歪みも肩こりの原因に成り得ます。一般的に骨盤が歪むと上半身が傾くので、身体は無意識にバランスを取ろうとします。 それによって筋肉に不必要に力が入ってしまいます。その結果、筋肉の緊張→局所的な循環障害→肩のコリとなります。 また、骨盤の歪みにより姿勢が悪くなることも、肩こりに繋がる原因となります。
⑤血行不良
もともと血行が良くない人は局所的な循環障害が起こりやすいと言われます。更に冷えや運動不足なども血行不良につながり、結果として肩のコリを引き起こす原因になります。
その肩こり、注意が必要かも??
マッサージしても何しても肩の痛み(特に左)が治まらない時は、違う原因を疑ってみることも大事です。よく知られている事ですが、心筋梗塞の前兆として肩から背中にかけての痛みが起こることがあります。
また、狭心症でも同様の症状が出ることがあります。こういった場合、自身での判断は非常に難しいと思われますので、病院を「とりあえず受診」することをオススメします。
予防法・対処法
原因・症状に個人差があるので一概には言えませんが、
1.冷やさない(温める)
2.適度な運動をする
3.ストレッチをする
4.マッサージや整体を受ける
5.リラックスする
などを試してみるといいかもしれません。肩こりは生活習慣から改善していかないとなかなか良くなりません。
マッサージや整体に行き、その時は楽になっても、「悪い姿勢」であったり「運動不足」であったり、
そう言った根本的な部分を変えないと繰り返してしまいます。
当院ではマッサージや整体・鍼灸治療に加えて、
患者さま一人一人の身体に合った、改善に向けてのアドバイスもさせて頂いております。何かあれば、いつでもご相談ください。