首のこり、痛み
首のこり、痛みは練馬のけやき治療院へ
- 頭痛がする。
- 首がこっている。
- なんとなく首が回しづらい。
- 首から後頭部にかけて詰まった感じがする。
- 頭が重たい。。
- めまいや吐き気がする。
- 良く寝違えを起こす。
- 首が痛くて寝つきが悪い、良く眠れない。
そもそも首のコリってなんだろう?
「首のこり」とは、首から後頭部にかけてのこわばった感じや不快感・詰まった感じ・重苦しさや痛みが起こるなどの症状の「総称」です。
ですので「首のこり」や「肩こり」という疾患は存在しません。
なぜ「こる」のでしょう?
では、そもそもの原因はなんでしょう?
原因は様々で諸説あるのですが、主に以下が挙げられます。
①長時間の不良姿勢
長時間同じ姿勢でのパソコンをしていたり、いつも同じ作業で同じ筋肉ばかり使っていたりすると、徐々に姿勢が悪くなり筋肉のバランスも悪くなります。どうしても身体は楽な姿勢を求めるようになり、その結果がいわゆる「猫背」だったりします。 そうなると、同じ姿勢が続くことで筋肉が疲れ、その部分が固くなります。筋肉が固くなると周りの血行も悪くなり、ますます筋肉が固まります。この仕組みが基本的な「体のコリ」のメカニズムです。
②過度な運動
筋肉が疲労することにより血管やリンパ管が圧迫されて、血流がスムーズに流れなくなります。そして、筋肉に十分な酸素や栄養が運ばれなくなり、疲労物質である「乳酸」の蓄積を助長してしまいます。血中に残ってしまった乳酸が筋肉を酸性に傾けてしまい、その結果筋肉が固くなり部分的に「こり」となる(乳酸疲労説は少し難しいので簡略化しています)。
③精神的な緊張やストレス
ストレスや不安、緊張性のコリです。
仕事の悩みや、職場での人間関係、家庭問題などで悩みを抱えると自律神経が乱れて血液の循環が悪くなります。そのため・首・肩・肩甲骨の筋肉に疲労感やコリを感じるようになります。
首筋の後ろや背骨の左右、肩甲骨の内側はストレスからくる影響がでやすい場所です。慢性的にこれらの部分に痛みを感じる場合はストレスの原因を取り除くことが大切になります。
健康な人なら誰でもストレスや緊張を感じると力んで体が固くなりますよね?あの「緊張状態」が長期化・慢性化していくと、ストレスや不安要素がなくても体が緊張した状態が続き、コリを悪化させてしまうのです。
特に首の周りには自律神経が集まっているので、精神的なストレスや緊張は首・肩のこりの原因になりやすいのです。
首のこりからくる頭痛
「あまりにも頭痛が続くから心配になって病院で検査したけど異常なかった」と言う方は結構多くいらっしゃるのですが、そういった方の殆どが「緊張性頭痛」・「頚部筋緊張性頭痛」と言われています。 「緊張性頭痛」の原因には身体的ストレス(姿勢の悪さ、長時間の運転、スマホ・ゲーム等のしすぎ、etc)と精神的ストレス(不安や緊張、抑うつ)があり、後頭部を中心に、側頭部や首筋にかけて痛みます。なんとなく痛い重いといった症状がだらだらと続きます。筋肉の緊張が高まると筋肉内の血流が悪くなり、老廃物がたまります。それが周囲の神経を刺激し、じわりとした痛みを起こすのです。 ですのでマッサージなどで首周りの筋肉の緊張をゆるめてあげると効果的です。また、精神的ストレスが原因の場合は気持ちをリラックスさせてあげたり、不安を取り除くといった内面のケアも大事になってきます。
首のこりの対処法
日頃からのストレッチ、適度な運動などが予防には効果的です。ですが殆どのケースでは「気付いたら痛くなってた、こっていた」という方が多いです。こうなってしまったら、ゆっくりと温めてあげましょう。
温めることにより血行が促進されて、患部の溜まっていた老廃物質が解放されると共に、こり固まった筋肉が柔軟性を取り戻します。
また、首周辺を温めると気持ちがいいので、単純にリラックス効果が期待でき、精神的なストレスの軽減にも繋がります。
緊張性頭痛などにも効果大です。ただ1つ注意して頂きたいのが、例えば「寝違え」のような急に痛くなったものに対しては、温めるとかえって痛みが強くなる場合もあります。
ケースバイケースですので、判断に迷ったら身近の専門家に聞いてみるのもいいと思いますよ。
後はもちろん、首周辺のマッサージも効果的です。緊張している筋肉を適度にもみほぐすことで首の痛み・こりの改善につながります。
ただ大事なのは、「首そのものに原因がない場合もある」ということを忘れない事。原因が姿勢の悪さに起因している場合などは、全身の状態を診て姿勢のバランスを調整する必要があります。
首のマッサージだけではその場凌ぎにしかなりません。なかなか難しい判断だと思いますので、分からないことがあればいつでもお問い合わせ下さい。